それぶっぽうはるかにあらず しんちゅうにしてすなわちちかく 「はんにゃしんきょうひけん」
空海ー弘法大師の般若心経の解説書です。しかし、真実の教えが外ではなく、われわれのこころにあるというのは仏教ではよくいわれることだと思います。
もちろん、真実を学ぶ姿勢というのは大切であり、弘法大師も大学に通い、山野を修行し、中国に留学したわけです。しかし一番大切なことは真実を把握するわれわれのこころだというわけです。
お客様との関係も、実はわれわれのこころのありかたー親切にしよう、お客様の役に立とうという考えか、あるいはそうではないかによって大きく変わると思います。
できるだけ「まこと、あかるさ、おもいやり」で生きたいものです。